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バングラデシュの運動会

バングラデシュも春の終わりに近づいてきました。
先々週からセミも鳴き始め、
ファンも回さないと暑いくらいになってきました。

春は、バングラデシュで運動会シーズン。
今日たまたま巡回先のBDP小学校で運動会をしていたので、
おもしろびっくり情報をお届けしたいと思います。

始まりは来賓(村のえらい人)の挨拶に続き、
国歌斉唱、国旗掲揚、と日本とほぼ変わらずですが。。。


<定番の徒競争>(男女)
DSC04344.jpg
↑出番を待つ子どもたち。右の子は勝負服!

先生たちの仕事は、

生徒を名前リスト通りに並べる→走る→1.2.3位の子をつかまえる
→名前をチェックする→表彰台に連れていく

という流れなのですが、全部の仕事を全員でやるので、
しかも、村人たちが口を出して口論にもなったりするので、
子どもたちはこのように10分くらい待たされて走るという感じでした(^^;)

日本ではここで高学年の生徒に係をさせて、
効率よく、また、生徒に責任やリーダーシップを学ぶ機会も与えることのできる
良いシステムをつくったなぁと思いました。



<鳥が飛ぶ>(女の子)
DSC04355.jpg
↑一列に並び。。。
先生が鳥の名前を言ったら、鳥のように飛ぶ動作をする。

お客さんの前に並んで見せたので、始めは団体演舞なのかと思いましたが。。。

例えば、カラス、スズメ、ハト、ニワトリ、、、人間!
「人間」とか「川」とか「ヤギ」と言われても飛んでいる子がどんどん抜けていって、
1.2.3位が決まるまでやり続けるというゲームでした。



<雄鶏のけんか>(男の子)
DSC04357.jpg
↑片足になり、腕は後ろに組み、

よぉ~い、、、ドン!

の合図でみんなケンケンでぶつかり合います。
倒されたり、手足がはずれたら円の外に抜けていきます。

みんな転んでもへへっと笑って泣かず、たくましい!
相手が後ろを向いている隙にぶつかると倒しやすいようです。

大人たちも円の近くに群がり、誰かが倒れたら「フォーッ!」と盛り上がります。



<糸通し競争>(女の子)
DSC04359.jpg
↑この針と糸を目がけて
高学年の女の子たちが走ってきます。
針に糸を通せたらまた元の所まで走っていきます。

日本でも昔こんな競技ありましたか!?



<ビスケット食い競争>(女の子)

パン食い競争のビスケットバージョン。
写真は取り逃しましたが、ビスケットの吊るされたヒモを揺らすヤジもいて、
身体をくねくねさせながら必死に食いつく低学年の女の子たちがかわいかったです。

手は後ろでビニールヒモでくくられていて、転んで立てなくて泣いている子もいました(^^;)



<カエル跳び競争>(男の子)
DSC04362.jpg
↑足を組んで、よぉ~い、、、

スタートするや否や、親やヤジが子どもたちを囲みついていく、、、
競技にならん!
ということで、もう一回やり直したのですが。。。

効果はなく、めちゃくちゃな感じでした。

跳べなくて足首をつかんで歩いている子もOK!?



<中、外>(女の子)
DSC04365.jpg
↑円の外に立ち、

先生が「中」と言ったら円の中へジャンプ。
「外」と言ったら円の外へ。

「中、外、中、外、中、中、」と先生が分かりやす~く声をかけます。
なので、なかなか脱落者が出ずに最後の2人で1位を決めるまで、とても時間がかかりました(^^;)

円は、日本と同じで石灰をまいていました。手で!



<縄跳び>(女の子)
DSC04369.jpg
↑木のつるを家から持参!

できる跳び方で、できるだけ多く。

体育の授業はないので、みんな自己流の跳び方。
なので、片足ずつ跳んだり、全然跳んでいるように見えない子も、いろいろ。

木のつるなので、あや跳びとかは出来ませんが、
自然と共存していてほほえましいですね(^^)



<走り幅跳び>(男の子)
DSC04371.jpg
↑砂場を目がけて猛ダッシュ!

これもヤジが近くで見ようと群がる。。。

実はこの砂場、即席でつくられたもの!
村人がクワを持って何をするかと思いきや。。。
校庭の一部を畑のように耕して、おみごとっ☆

子どもたちは、陸上選手のように顔がキリリとし、服も脱ぎだし、
下手な子も上手な子も本気モード!

練習もしていないのに、結構跳べるんです!

この日の最高記録は5年生の男の子で、9.5フィート(約2.9M)。
ビニールヒモを腕で図ったものなので、正確ではないと思いますが。。。
日本はどれくらいなんだろう?

もっと栄養がとれて、練習もする機会に恵まれれば、大した記録が出るんじゃないかと
見ていて思いました。



<カメ割り>

最後に、スイカ割りのように
目隠しをして棒をもって、
水がめを目がけて割るというもの。

「右、まっすぐ」
とかの声はかけず、みんな笑って見ているだけなので、
全然割れない。。。



そうそう、1.2.3位の子には商品もあるんです。
最後までいなかったので何かは分かりませんが(たぶん石鹸とか)。


競技が終わってレンガの表彰台に上る子たちには笑顔☆
日本と変わらないなぁ~(^^)



日本とは違うのは、身近な物で遊ぶことと、ゲーム的な競技が多いことと、個人競技ばっかりなこと。

バングラデシュの運動会に「心を一つに」などという目標を付け加えるのは
時間がかかりそうですが、

子どもが毎日学校に来ない状況のバングラデシュで、
「楽しむ」という目的は達成されたことは意義のあることではないでしょうか♪



ちなみに、運動会の運営費は、
先生、子ども、村人が出し合っているそうです。
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